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【名レース必見】この有馬記念は見ておこう!とらじろの有馬記念30年史【過去】

この記事は5分で読めます。

 

こんばんは。とらじろです。

いよいよ有馬記念ですね。今週は新馬戦やダートブログではありますが、せっかくの有馬記念ウィークですので、予定を変更いたしまして『とらじろの有馬記念30年史。この有馬記念は見ておこう』をお送りします。

 

フォロワーさんや読者さんで、去年のスプリンターズSや宝塚記念、チャンピオンズカップから競馬を始められたという方もいらっしゃいますので、過去に行われた有馬記念での名レースをとらじろ視点でお送りします。

 

私が競馬を始める(見る)ようになったのが1992年の菊花賞からですので、今年で26年目になります。26回だときりが悪いので30年にしましょう。そしてその30年から多すぎるので個人的にオススメする、とらじろのこの有馬記念は見ておこうベスト8をお送りします。

 

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本日のお品書きです

 

 

どの時代に競馬ハマってたかわかります

まず最初に競馬ベテランさんの方にお勧めなんですが、有馬記念の過去30年の1着馬と2着馬を制限時間10分くらいでノーヒントでズラッと書いてみると、競馬が特に好きだった時代、よく見ていた時代がわかります。

 

私もやってみたのですが、記憶が曖昧のところ、パッで出たところ、なかなかでないところ、年代がズレたところがわかりました。

 

まずは私の手書きをみてましょう。

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間違ってるところ多分あります(笑)

2012~2014年、2002~2004年がパッと出てきませんでした。あとリアルタイムで見てなかった1991年以前は自信なし。

逆に2015~2017年、1996~2000年はすぐにわかりました。近年の3年は最近だからなので、1998年位の時代が一番競馬にハマっていたようです。この時代は本当に楽しかった。

 

それではおまたせしました。

私がオススメしたい有馬記念第8位

◇2012年の有馬記念

優勝 ゴールドシップ

2着 オーシャンブルー

3着 ルーラーシップ

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このレースの評価理由は、最近のだったからとレースパフォーマンス。

スタートで3着に入るルーラーシップが5~6馬身近くの大出遅れ。さらに優勝したゴールドシップも行き脚が付かず後ろから2番手とスタートから大波乱の予感。

そんな中、ゴールドシップは残り800から大外ぶん回してロングスパートします。直線に入ってもまだ3列目の大外10番手ですが、坂を登り切ってから矢のように飛んできて一気に差し切ります!

鞍上の内田博幸が何度もガッツポーズ!ゴールドシップはやはり内田博幸ですね!

※レースシーンはあげてませんので、ググってください。 

 

私がオススメしたい有馬記念第7位

◇2005年の有馬記念

優勝 ハーツクライ

2着 ディープインパクト

3着 リンカーン

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このレースは今VTR見ても歓声が物凄いですね。地鳴りのようです。

レースはルメール騎手のハーツクライが今までの追い込み脚質が嘘のような、まさかの先行。 日本で唯一ディープインパクトが敗戦したレースとなりました。

今でこそルメール無双ですが、これが初重賞制覇で初GI制覇でした。ハーツクライ自体は翌年にドバイシーマCを楽勝。キングジョージではハリケーンラン、エレクトロキューショニストという超一流馬にアスコットで勝ちに等しい3着と凄い走りでした。今振り返ってみるとディープインパクトはマークしないと勝てないような超強力の相手でした。(ディープさん体調不安説もありますが)

 

私がオススメしたい有馬記念第6位

◇1997年の有馬記念

優勝 シルクジャスティス

2着 マーベラスサンデー

3着 エアグルーヴ

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このレースはとにかく見応えのある一戦でした。

私はこんなレースが見たいです。

 

直線までペリエ騎手が完璧なエスコートをしたエアグルーヴが先頭にたち、満を持してマーベラスサンデーが外からエアグルーヴを目標に上がって来ます。2頭共に主戦は武豊騎手。力を知っての事でしょう。完璧なタイミングで追い出し、エアグルーヴをわずかに差しきってゴール。

かと思いきや、外から更に1頭いるではないか。シルクジャスティス。更にその外から2強をまとめての差し切り。とにかく見ごたえがありました。こんなん見せられたら競馬ハマリます。

 

私がオススメしたい有馬記念第5位

◇1993年の有馬記念

優勝 トウカイテイオー

2着 ビワハヤヒデ

3着 ナイスネイチャ

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このレースは奇跡です。夢を見ているのかと思いました。

トウカイテイオーをご存知ない皆さま。

トウカイテイオーのローテーションですが、有馬記念→有馬記念です。そう1年の休養明けなんですよ。1年振りのぶっつけ。

今は休養明けが苦にならない優秀な外厩がありますが、当時は休み明けは割引です。半年なら消し、1年なんて全く買えないんですよ。

実況していたアナウンサーが半泣きです。私も泣きました。みんな泣きました。その奇跡の復活に。

 

私がオススメしたい有馬記念第4位

◇1998年の有馬記念

優勝 グラスワンダー

2着 メジロブライト

3着 ステイゴールド

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こちらも復活ですね。でも奇跡ではなかった。

2歳戦を4戦4勝で年度代表馬にも10票が入ったグラスワンダー。その後、怪我から復帰するも、サイレンススズカ、エルコンドルパサーが揃った歴史的毎日王冠は良い所なく5着→アルゼンチン共和国杯では全く良い所なく惨敗。

単なる早熟だったのかと半信半疑だったグラスワンダーは度重なる惨敗にも関わらず当日4番人気。当時爆笑問題の田中さんがそれでもグラスワンダーが復活する!と熱く熱く言っておられましたね。私もその一人でした。

特にしびれるのは3角からの動き。復活を確信した瞬間。エアグルーヴと共にとんでもない行きっぷりで一気に先行集団へ。直線はロベルト系らしい力強い脚で差し切りました。

ゴールした瞬間は言葉にならない感動でしたね。

翌日、高校の教室でグラスワンダーが一番強いって当時言ってやりましたね。(高校生だったのか当時^^;)

 

私がオススメしたい有馬記念第3位

◇2000年の有馬記念

優勝 テイエムオペラオー

2着 メイショウドトウ

3着 ダイワテキサス

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1頭vs15頭のレース。

テイエムオペラオー。この馬はどうやったら負けるのか。

1週目の4角で挟まれ進路をふさがれ立ち上がり気味に最後方近くまで下がり、1角で馬群密集、外もアドマイヤボスに蓋をされ動けない。それは3角でもかわらない。

勝負所の4角では前は馬群が密集し、右も行けず、左はアドマイヤボスに蓋をされ身動きが取れず取り残される。直線に入った時点で上記の画像の通り。

完全に終わった。

どこにも行けないはずの上、絶望的な不利と位置取りに居たテイエムオペラオーが1頭通れる隙間の馬群に突っ込みます。それも進路を少しずつ変えながら。

残り150。お前どうやって来たのかと問い詰めたくなるような状況。テイエムオペラオーがその力で馬群を割ってきました!アナウンサーも大興奮。残り100近いのに他の馬の実況には目もくれず『テイエム来た!テイエム来た!』と計8回近くの連呼。

最後の最後にハナ差だけ差し切ったテイエムオペラオー。2000年はパーフェクトの8戦8勝を達成。伝説を見た瞬間でした。

 

私がオススメしたい有馬記念第2位

◇1999年の有馬記念

優勝 グラスワンダー

2着 スペシャルウィーク

3着 テイエムオペラオー

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写真はウイニングラン後のスペシャルウィークと武豊騎手が掲示板を眺めるシーン。そうなんです。武豊騎手がウイニングランをしてしまう位の大接戦だった勝負でした。4cm差。

レースはとんでもないスローの中、スペシャルウィーク最後方、グラスワンダーも後方から3角から4角で一気に大外ぶん回してマクってという意味不明な競馬。さすがに苦しくなるものの、最後はやっぱり最強の2頭!

スペシャルウィークの白井調教師がゴール後『よっしゃー!豊上手い!』と言い武豊騎手はウイニングランをする程の勢い。スタンドではユタカ、ユタカの大歓声。ウイニングランが終わった瞬間、電光掲示板には1着には『7』グラスワンダーの表記が。グラスワンダー派の派閥が一気に大歓声。グラスだー!珍しく当時叫びましたね。もう20年ですけど、今でも忘れませんね。あの瞬間。

当時徹夜して並んでスタンドから見ていました。伝説のレースを見れた事は今でも良い思い出です。

 

私がオススメしたい有馬記念第1位

◇1992年の有馬記念

優勝 メジロパーマー

2着 レガシーワールド

3着 ナイスネイチャ

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競馬始めてから始めて見た有馬記念。

半年前に宝塚記念を勝ったメジロパーマーがなんと15番人気。鞍上は21歳の若手山田泰誠。後々分かる事なのですが、山田泰誠は本当にこの馬の力を知っていたようでした。

レースは、1200mのGIから連闘で有馬記念へ出走してくるという、今では考えられないようなローテのダイタクヘリオスとメジロパーマーが暴走気味に大逃げ。誰もが止まると思っていた2頭。やはり直線で垂れてくる。ダイタクヘリオスだ。いやまて、パーマーはどこだ。

直線でダイタクを振り切ったパーマーがとんでもなく前に居る。私も当時競馬初心者でしたが、『おいおいおいなにこれ届くの届くの』とパニくりましたね。

パーマーは翌年の阪神大賞典でも差し返す競馬で圧勝。天皇賞春でもメジロマックイーンと僅差の3着。決してフロックではありませんでした。

が、宝塚記念と有馬記念を制したにも関わらず年度代表馬の得票数はわずかに12票でした。

26年経った今でも一番好きな馬です。ひいきして1位です。

 

だって有馬記念は好きな馬を買うレースなんだから。

 

本日は以上になります。明日以降はデータ記事など書けたらと思います。

お読みいただきありがとうございました。