こんにちは。とらじろです。
今回はタイトル通り、いつもと違ったネタを。
平地に出走するオジュウチョウサンについて考えてみましょう。
ファン投票してくれてるファンの皆様の為にも、1勝して有馬記念に出走したいからとの事ですね。こういう新しい挑戦はなかなか出来るものではありません。ステキです。そういえば私も有馬記念で見てみたいぞと投票していました。これは私も応援せざるを得ません。
とはいうものの、私の勝手な印象では、一番人気になるであろうオジュウチョウサンは、未知が多すぎる割に確実に過剰人気です。障害競走は昔はバクシンオー産駒が強かったように、長距離馬=障害得意ではないと考える。そもそも障害競走走った馬で平地(500万)に対応出来た馬もほとんどおらず消し。と思ってました。
では、今回はデータをちょろちょろ出してみたので見てみましょう。
【データ注意点】
・いつもはなんとなくこうだろうと仮定したうえでデータ作ってますが、今回は専門外の為、かなり大雑把に拾ってますので、データの取り方についてはお察しください。
2014年~現在まで。
前走障害競走を走り、次走で平地競走を走った際の成績。
これに関しては、明らかに叩き要素で平地出走が多数を占めると思いますので、酷い有様です。10週~の馬は全部そういう扱いでいいでしょう。半分位ですね。
にしても想像通りダメですね。出走頭数の関係上かもしれませんが、ちょっと狙ってきた風の2100m~でもさっぱり。あまり関係ありませんが、連闘の馬はやはり意気込みが違うようです。障害帰りに連闘で平地にでてきたら一考。
あまり参考にならない為、違ったデータをみてみましょう。
過去に障害の重賞競走で3着以内に入った馬で、平地競走に出て成績を出した馬をピックアップしたので成績をみてみましょう。
この馬は中山のJ・GIを使う前に必ず一叩きで平地に出ていたので、なんとなく参考になりそう。一際目立つ2007年11月の500万下3着。完全に叩きのレースでしたが、良いレースで私も当時驚きました。
この馬の平地能力については、元々新馬を勝ち、500万下でも1秒以内で走れていた馬なので、ソコソコの平地競走能力は示していました。
オジュウチョウサンの障害能力は、この馬よりも2枚上といったところでしょうか。メルシーエイタイムの戦績を見る限り500万下ならやれそうです。
最も最近だとこれですね。中山大障害3着からの500万下優勝。
この馬も元々500万下を勝ってからの障害入り。しかも父ディープインパクト。気になる所は優勝したものの通過順が5-5-8-10。次走も6-6-10-11。メルシーエイタイムもでしたが、勝負所でのギアの感覚があれなのかもしれません。
これ見てるとオジュウチョウサンさんやれそう。
☆チアズニューパワー
障害重賞勝ち馬で、長く障害使われてからの1000万下3着。ご立派です。ただ中3週という事で狙ってきての出走でしょうか。これは正直かなり走っていますね。
この馬も平地時代は500万2勝。参考にはしづらいですね。
☆ポレール
この手の話には大体出てくるポレールさん。うちでも出てきました。
昔は障害の賞金で平地に出れたので、中山大障害→天皇賞春という涙が出そうなローテです。この馬が一番参考になるかもしれませんね。
平地では500万入着レベルから障害で覚醒し→有名な京都大賞典で0.6差の6着。あの有名な直線での実況『ポレールも来ているぞ!』ですね。
結局これといったデータはありませんが、過去の障害名馬の戦績でなんとなくはつかめたでしょうか。
強引にまとめますと、常識的には過剰人気だし消し。ただポレール級に平地も強ければ500万下は勝てるかもといったところでしょうか。
結果はどうであれ、この挑戦には拍手を送りたいですね。
勝っても負けても、普段とは違う事をしているわけで怪我だけはなく無事に。
最後に本音を。
有馬記念では見たいけど、中山大障害でれなくなってしまうので、有馬記念よりは宝塚記念で見たいです。
本日は以上になります。
お読みいただきありがとうございました。
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