こんにちは。とらじろです。
本日は前哨戦の京都新聞杯や毎日杯について書こうと思ったのですが、レース何回みても、そこまで書きたい事が浮かばなかったので、予定を変更いたしまして、『とらじろの日本ダービー25年史。このダービーは見ておこう』をお送りします。
フォロワーの方で、去年のスプリンターズSや宝塚記念から競馬を始められたという事で、ちゃんとダービーを見るのは初めてのようなので、私がちょうど1993年から見ているので、25周年とキリが良いので雑談ついでに書いてみようと思います。
たださすがに25年分は長いので、私の好きな日本ダービーベスト6でお送りします。
さっそくまいりましょう。
私がオススメしたい日本ダービー第6位!
◇2013年の日本ダービー
優勝 キズナ
2着 エピファネイア
3着 アポロソニック
このレースの評価理由は競馬の温かさと近年だったからです(笑)
これは本当に良いレースで。実況も素晴らしかった。拍手も凄かった。なんというかレース前やレース中は、馬券を買った馬を応援していたのに、ゴール前はエピファネイアを買っていた人以外は、まるでキズナを応援したかのようなレースでした。主戦の佐藤哲三騎手の不運な落馬によって、手綱が回ってきた武豊騎手での勝利。馬名や情勢も相まって、色々な意味で温かいダービーだったと思います。
2着のエピファネイアの福永騎手が今年こそはダービーを勝つと力強く宣言され2着。画像でもわかりますが、ゴール直前にうなだれてる姿も印象的です。
最後に私の馬券情報。
私がオススメしたい日本ダービー第5位!
◇2004年の日本ダービー
優勝 キングカメハメハ
2着 ハーツクライ
3着 ハイアーゲーム
このレース評価理由は死闘です。とにかく展開が凄かった。全馬100%の力を出し切った消耗レース。
マイネルマクロスさんが57秒台の逃げ(サイレンススズカさん並みのペース)で、地方馬のコスモバルクが3角~4角手前で逃げ馬を交わしに行くという、同じ馬主さんで何をやってるんだという競馬。その更に外からキングカメハメハが4角先頭で残りを押し切るという、かなりの強い競馬で、大変見ごたえがありました。
今振り返ると、キングカメハメハとハーツクライ。今となっては大種牡馬の2頭ですね。ハーツさんはルメールのイメージが強いですが、京都新聞杯はアンカツさんで、この時はアンカツさん主戦馬でワンツー。
コスモバルクは私のチャンピオンジョッキーみたいな競馬で大変もったいない競馬でした。朝日杯のレジェンドハンターの時のアンカツさんみたいで、やはりいくら腕は上手くても経験は大事ですね。
私の馬券ですが、本命キングカメハメハで見事1着。相手がバルクで抜けです。
私がオススメしたい日本ダービー第4位!
◇2000年の日本ダービー
1着 アグネスフライト
2着 エアシャカール
3着 アタラクシア
このレースの評価理由はとにかく見ごたえです。
この後、ほぼ同時にゴールインします。確か7㎝差。武豊騎手と兄弟子の河内騎手の叩き合い。3連覇をかけた武豊が抜群のタイミングで抜けだしたところ、ダービーを勝った事がなく、是が非でも勝ちたい河内が渾身の追い込みを魅せます。
『勝ちたい河内洋、負けられない武豊』といった所でしょうか(インスパイア)
結果的に河内騎手が7㎝差で勝ち、ゴール後珍しく渾身のガッツポーズ。エアシャカールは、この7㎝差の負けにより3冠馬になれず(皐月賞、菊花賞勝ち)
さて、私の馬券ですが、エアシャカール本命で1着。またしても相手抜け。京都新聞杯からの馬なんて買えませんでした。
私がオススメしたい日本ダービー第3位!
◇1993年の日本ダービー
1着 ウイニングチケット
2着 ビワハヤヒデ
3着 ナリタタイシン
このレースの評価理由は、柴田政人騎手の執念。
『ダービーを勝てたら騎手を辞めても良い』 有名な柴田政人騎手の名言ですね。
私が初めてちゃんと見た日本ダービーです。テレビ越しでしたが、とにかく気迫が凄かった。この年は3強で、皐月賞を勝った武豊ナリタタイシン、2着の岡部ビワハヤヒデ、皐月賞では乗り方を誤って3着だった柴田政とウイニングチケット。
結果的にこの3頭の着順が入れ替わって決まったダービー。ウイニングチケットは強気な競馬で早仕掛け気味に先頭。後ろからビワハヤヒデが猛然と追い込んできて、変わるかという状況から柴田政人騎手の渾身のムチと気迫で最後まで抜かせませんでした。
はっきり言って最後の200からは、滅茶苦茶見ごたえがありました。何十年も競馬みてますが、最近でこれほどアツかったレースは記憶にありません。ご覧になった事が無い方はぜひご覧ください。
さて、私の馬券ですが、残念ながらここは記憶がありません。ビワったような気がしますが、はっきり覚えておりません。
私がオススメしたい日本ダービー第2位!
◇1999年の日本ダービー
優勝 アドマイヤベガ
2着 ナリタトップロード
3着 テイエムオペラオー
このレースの評価理由は3強と騎手のバランスです。
この年はアドマイヤベガ、ナリタトップロード、テイエムオペラオーというかなり強い3頭がおり、3強と呼ばれていました。しかし騎手は大ジョッキー武豊、70勝位で重賞も勝ったばかりの渡辺薫彦、重賞こそ勝っていたものの100勝にも満たない22歳の和田竜二。
ダービーでは、最後の直線で外から3頭が併せ馬のような感じで一気に先頭にたちます。まず最初に出たのはテイエムオペラオーの和田騎手。経験の差もあったのかやや早仕掛け。それを目標に完璧なタイミングで追い出したのはナリタトップロード。ゴール前で先頭に立ち、渡辺やったか!と私も思いましたが、更に完璧からワンテンポ遅らせて追い込んだ武豊騎手の一世一代の騎乗で最後の最後に差し切り。
言葉の意味が間違ってるのはわかるんですけど、渡辺騎手の仕掛けは完璧だったはず。その完璧を更に上回ったのが武豊という劇的なレースでした。ゴール後に2着の渡辺騎手が泣いていたのが印象的でしたね。あれで負けたらやってられない。
ちなみに私の馬券。ナリタトップロードとテイエムオペラオーの馬連で外れ。武豊が凄すぎた。仕方ない。
私がオススメしたい日本ダービー第1位!
◇1997年の日本ダービー
1着 サニーブライアン
2着 シルクジャスティス
3着 メジロブライト
このレースの評価理由は、もう言葉にできない(笑)
これは思い出補正が多いかもしれませんが、大西直宏騎手一世一代の騎乗でした。
色々と奇跡というかミラクルがあったんですよね。
この馬に出会うまでは大西騎手は引退寸前の状況で、皐月賞に出走した際も、乗鞍はサニーブライアンの一鞍のみ。馬主さんも持ち馬がこの馬1頭のみ(確か)。その皐月賞は全くの人気薄で、かなり強気の逃げ宣言から、うまーくスローに落としての一杯一杯の逃げ切り勝ち。勝ちタイム2.02.0。人気馬も後ろで足を余しての負けで、散々フロック(まぐれ勝ち)と言われたサニーブライアン。
ダービーでも当然のごとく人気がなく、皐月賞馬なのに6番人気。ただ大西騎手は『1番人気はいらない、1着が欲しい』という名言。このダービーでもかなり強い逃げ宣言をします。よって、逃げたかったサイレンススズカが抑えるという競馬をした事もあり、サニーブライアンは単騎で逃げる事ができました。
直線ではカメラがアップになり、内から外目へカメラが動いていき、ジャスティスやブライトが追い込んでくるとみんなが外を見ていて、カメラが引きになった瞬間大変な光景が映し出されました。
気が付くとサニーブライアンが4馬身抜けて先頭を走っていたのです。かなりの衝撃でした。『えええ、強いぞおい』と私も思いましたが、他の方も8割方そうでしょう。ゴール前でも脚色衰えず、快勝で2冠達成となりました。
民放の実況も『これはフロックでもなんでもない!2冠達成ー!!』という有名なフレーズがありますね。私はこれがダービーのベストレースです。ぜひご覧になってみてください。(上記の実況がある、フジのがオススメです)
最後に私の馬券ですが、エリモダンディーが本命で4着でした。良い所に目付けてたんですけどねえ。
本日は以上になります。お読みいただきありがとうございました。
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